昼下がり。のどかな公園に衝撃が走る!
相手の動きを封じる武具“刺股”を片手にマヤ(水沢林太郎)を追い回す謎の美女。彼女の正体はマヤの幼馴染・曽我天音(大谷凜香)。
なんと彼女はマヤの許嫁だった…!?
さらに天音はマヤの事を「犬」呼ばわり。マヤも天音様と恐れおののく超特殊な主従関係にムダ部のメンバー(奥野壮、小西詠斗、藤岡真威人)も理解が追い付かない。聞けば、中学卒業後は別々の高校に通うことで、天音から解放されたマヤだったが、このたび天音がマヤを追いかけて転校してきたというのだ。天音から解放されたいと望むマヤを救うべくムダ部のメンバー達は一肌脱ごうと誓う。
そもそもマヤと天音の特殊な主従関係が生まれたキッカケは中学時代まで遡る。マヤはこれまでオセロや将棋など天音に様々なゲームで勝負に挑んできたが全て惨敗。幼少の頃から英才教育を受け、文武両道で完全無欠の天音にマヤは何をやっても勝つことができず、いつしか上下関係が出来てしまったのだ。
そのことを知った仁科は「マヤが得意なモノで勝負に挑めば?」と提案。怪我で断念したものの、マヤは中学時代エースで4番。高校へは野球推薦を決めるほどの選手だった。そこでマヤはバッティング勝負で天音を打ち負かそうと決意するのだが…
感想・コメント
yuu さん
40代前半 男性
新しく転校生の天音が来た事で話しに広がりが出てきて面白かったです。特にマヤに対する思いが屈折していたのが印象的でした。本当は好きなのに中々思いを告げる事が出来ずに、主従関係と言うやり方でマヤに接していた天音のやり取りが面白かったです。そんな現状を見ていたムダ部のメンバーの姿も面白かったです。そんな中でマヤは、バッティングをしていた時に このままでは勝ってしまうとわざと負けようとしていたのが印象的でした。そしてエアホッケーのやり取りは、二人の関係性が色濃く見れて面白かったです。
丘里リル さん
50代前半 女性
5話の感想は今回、主人公の仁科の同級生のマヤの話でしたが、マヤの許嫁の天音が負けず嫌いでもマヤのことが好きだという設定が面白かったです。マヤは天音の犬のような関係ですが、マヤにとってそれは本当はうれしいのではないかと思いました。 また、仁科と依麻との関係もぎこちないながらお互いの共通の趣味を通じて、縮まっているような気がしました。 それから、謎の公務員の守見の役の上島竜兵さんは突然亡くなったので、残念です。ご冥福をお祈りします。