鎌倉殿の13人
平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。 1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打ばくちに乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。 幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂のとき、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿すげ替えられていく。 義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵かじを取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ──。
情報提供元: www.nhk.jp
放送局
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NHK
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放送開始
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2022-01-09
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放送日
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毎週日曜日
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放送時間
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20:00 ~ 20:45
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主題歌
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公式サイト
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その他
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監督・スタッフ等
作/三谷幸喜 制作統括/清水拓哉、尾崎裕和 演出/吉田照幸 プロデューサー/大越大士、吉岡和彦、川口俊介
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感想・コメント
momoko さん
50代前半 女性
ネタバレになるかもしれませんが、なんといっても広常の暗殺シーンがこの物語の前半のクライマックス。そもそも善児が出てきた時点で嫌な予感がしていたのですが。そして頼朝の身内以外いや身内さえも信用しないところがよく表れていたと思う。演じていた大泉洋さんさえ憎く感じました。広常が暗殺された後に出てきた必死に書いていた文。涙が止まりませんでした。そして広常の亡き後に生まれた小四郎の子供の泣き声がなんとも言えませんでした。今後小四郎がどうなっていくのか楽しみのような不安なような思いがしました。
フォーカー さん
30代後半 男性
今回のタイトルにある「足固めの儀式」とは、ストーリー上は別の意味ででっち上げられた儀式でしたが、この話において頼朝が仕掛けたのはまさにこの「足固めの儀式」そのもの。 将来的に脅威となりうる近しい物を粛清し、盤石の体制を築くためのもので、そうしたギミックも含めて脚本の構成の巧みさはさすが三谷幸喜と思わされるものでした。 きれい事だけで天下を取ることはできない。 組織運営のために非情になるべき部分など、上に立って組織をまとめ上げる者としての頼朝の恐ろしさを感じさせられた回でした。